未完と完璧

琵琶湖の湖北、高月にある渡岸寺観音堂(向源寺)

国宝の十一面観音様は、エキゾチックなお顔立ちと醸し出す妖艶な美しさを放っていた。

  

今にも歩き出しそうに、

半歩足を前へと進めている立ち姿のバランスは神ワザ。

 

  

 

グルっと360度から観音様を眺められるなんて初めてのことだった。(頭に乗っている十一面の一つが真後ろにある)

 

  

 

美しく

全てが

完璧。

 

 

 

だけど、

その「完璧」がわかるのも、

お堂の入り口で迎えて下さった、

未完成の如来様がいらっしゃったからなのかな。

 

 

 

制作途中のまま、

お顔が仕上がった時点で放置されたお姿。

 

 

 

依頼者の資金が尽きたのか、

命が尽きたのかはわからないけど、

まさかの事態が起こり、

制作続行が叶わなかったのだろうとのこと。

 

 

 

未来なんて、ない。

あると思ってるだけよ。

 

 

 

それをまざまざと、

歴史の事実として

お姿で見せてくださっている。

 

 

 

未完と完璧の両極端。

両方ともが「あり」だし、

両方ともが「ありのまま」

 

 

 

両極の仏像を同時に拝見して、

平安時代という過去から、

 

 

 

いつ、命が終わるかなんて

わからないんだよ。

だから今を生きる。

前へ前へと上へ上へと、

つんのめってけ!

 

 

そんなメッセージを頂いたんだなぁ〜と感じました。

エクシブでスイートにお泊まりも、

忙しくせわしない日常から、

ゆったりと心地いい時間へのワープ

これも、両極端だなぁ(笑)

振り幅は広く、

どんな「時」も「場所」も

楽しむ自分でいよう!

そう再確認したリフレッシュ旅でした!

 

伊藤 めぐちゃん、

Saori Hamasakoちゃん、

ステキな時間を共有してくれてありがとう♡

魂とフィットして喜びを生きる

~在りたい自分を”未来”から選び、届けられる”今”を存分に楽しもう~

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